個人事業主として、IT業務を遂行している方の中には、「トラブルは、出来るだけ避けたい」と思っている方が多いと思います。
会社に所属している時には、万が一トラブルが起きてしまっても、会社側で対応してくれることになりますが、個人事業主として仕事をしているとなれば、自分で対応することが必要となりますからね。では、そんなIT業務を遂行している方におすすめの補償、 IT賠償責任保険をご紹介しましょう。
「 IT賠償責任保険って、どういったことを補償してくれるのだろう?」と思われる方も多いと思いますが、この保険ではIT業務に関して起きてしまった法律上の損害賠償責任などを補償してくれることになります。また、ITユーザーとして利用している際に起きてしまった法律上の損害賠償に関しても、補償してくれるものとなります。
そもそも、IT業務はどういったものを指しているかというと、ソフトウェア開発やプログラムの作成、情報処理サービス、ポータルサイトやサーバーの運営、情報提供サービス、インターネット利用サポート、電気通信事業法による電気通信業務といったものが含まれます。
補償対象となるのは、法律上の損害賠償請金や事故発生時の緊急処置費用、賠償責任の際に発生する弁護士費用や争訟費用、求償権の保全などが補償対象となっています。しかし、契約者による故意による事故や戦争、紛争、地震から来るものに関しては、補償対象とはなりませんので注意が必要。
IT業務を行っている方は、いつどういったトラブルが起こるか分かりません。 IT賠償責任保険といった保険に加入していることで、個人事業主としての仕事環境も整えることが出来るのではないでしょうか。このように、トラブルを未然に防ぐための対策である保険については、こちらの【個人事業主のための損害賠償基礎知識】というサイトでしっかり確認をしておくことをオススメします。